まぶたの病気、眼瞼下垂の患者と家族を支援している おーばです。
私が患者支援の活動をするきっかけは
2000年に生まれた次男が先天性眼瞼下垂だったからです。
次男は2003年に 帝京大眼科で挙筋短縮術を受けております。(2歳8か月のときでした)特に
その後も定期的に帝京大学附属病院に通院をしていましたが
このたび、再手術を受けました。
過去の日記にも書いであることではありますが
1度目の手術の時 挙筋を短縮する手術は問題なく行われたものの
二重まぶたを形成するのに使っていた糸(バイクリル)が身体に吸収されたとき
二重が戻ってしまうというトラブルがありました。
(バイクリルは約3週間で溶けて人体に吸収されるようになっています)
そのため 目の大きさの左右差は術後も残ってしまいました
帝京では、長い歴史 数多い手術の中でも
次男のようなトラブルは前代未聞だったということです。
そして、次男の手術とその後の経過を踏まえて それ以降の手術では
バイクリルを使わず、より吸収までに時間のかかるPDSという糸を使うようになり
(吸収されるまでに、倍の6週間かかるようです)
以降、二重が外れてしまうというトラブルは一度も起きていないということです。
10年前から いつ再手術をしようかという話だったのですが
視野の確保はできるようになっていましたので
「本人が再手術を望んだとき」にやりましょう ということになりました。
毎年一回、術後のチェックのために受診をしておりましたが
そのたびに本人に 再手術をやってみないか?と本人に聞いていて
「したくない」「しなくていい」という返事が続いていました。
そんな次男が「手術、そろそろやってみようか」と言ったのは
2012年の受診の際、小学校6年の夏休みです。
本人としては 小学校を卒業した春休みに手術をしたいという気持ちがあったようなのですが、
夏休み・春休みというのは手術の予定が集中してしまいます。
本人が希望したときに、春休みの手術は もはや満員でして
それなら、という感じで 中一の夏休み(つまり今回)の手術となりました。
(つづく)
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2013年08月09日
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