まぶたの病気、眼瞼下垂の患者と家族を支援している おーばです。
本格的な春になりましたね!
ここ数日、急に暖かくなった関東では、花粉が大量に飛散します。
このブログを書いている 私おーば 神奈川県に住んでいます。
花粉症ではない私にとっても 風が強くて花粉が多く飛ぶこの季節は
コンタクトレンズに違和感があって目がゴロゴロします。
アレルギーをお持ちの方は 涙も多くなったり 目がかゆくなって
本当にたいへんな季節です。
そんな皆様にご注意いただきたいのは
かゆくても まぶたをゴシゴシ擦るのは ガマンしてほしいってことです。
なぜか?
まぶたを擦り続けていることで、後天性眼瞼下垂になることがあるんです。
後天性の眼瞼下垂というのは 上瞼のきわにある瞼板という組織と
まぶたを動かす眼瞼挙筋が 外れてしまうことによっておこります。
意外なことに、瞼板と眼瞼挙筋って結構外れやすいんです。
コンタクトレンズを長年にわたって使い続けている人にもこの症状はでますが
事故なの直接的な衝撃で はずれることもありますし
日常的な行為(目をこする アイメイクを落とす時にゴシゴシする)の連続が、
後天性眼瞼下垂につながってしまうことにもなります・・・。
ちなみに 目の炎症の中には
眼瞼炎(眼瞼縁炎、眼瞼皮膚炎)というものものあります。
アレルギー反応や細菌・ウィルスによる感染が主な原因で
まぶたの縁が赤くなったり、まぶた全体が腫れたりします。
こうなったら、眼科で治療するのが第一です。
眼瞼炎であれば 薬物治療で治ります。
赤みが引き 痛みがなくなっても 瞼の開き方が良くないと思ったら
それは後天性眼瞼下垂の可能性があります。
一般眼科の先生にとっては 「まぶたは専門外」なので、見落とされる可能性もあります。
まぶたの症状は形成外科へ。(くれぐれも 炎症が治まってから)
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2013年03月10日
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