まぶたの病気、眼瞼下垂の患者・家族の支援をしているおーばです。
今年も、次男の眼瞼下垂の手術をした都内の病院を、受診しました。
…ちなみに…
私がこの活動を始めたきっかけは、2000年に生まれた次男が先天性眼瞼下垂だったから。
次男は2歳と8か月の時に挙筋前転術を施行しています。
詳しくはこちらをご参照ください。
手術の直後は たびたび受診して経過を見ていましたが
小学校に上がるころからは、1年に一度のペースでフォロー受診をしています。
早いもので、手術からは9年が経過しています。
視力は 矯正すれば両眼1.2が見えるレベルで問題なし。
角膜に傷もない。良い経過をたどっているという説明をいただきました。
主治医からは眼瞼下垂の治療は卒業 と言われました。
ところで、今回の受診に向う電車の中で
次男はわたしに
「手術、そろそろしたいと思っているんだ」 と言い出しました。
これまで わたしや主治医が再手術に関して聞いてみても全然その気がないようでしたし、私も夫も、このまま手術をしなくてもいいんじゃないかと 思っていたところでもありましたので
本人の口から再手術の話が出るとは、正直びっくりしました。
再手術を希望するという話は、次男から直接 主治医に伝えました。
主治医は、思いのほか再手術を喜んでくれました「君がそう言ってくれるのをずっと待っていた」というようなことも言いました。
…主治医としては、本人や家族よりもまぶたの左右差のことは気になっていたのかもしれません。
思えば、9年前の手術で一度はキレイに整った次男の左目は
手術から2か月を経過したころから、ふたたび下がってくるようになっていました。
術後の腫れも強かったせいか、逆さまつ毛にもなってしまいました。
原因は次男のケロイド体質。二重瞼に形成した糸が溶けるとともに、その部分が術前の状態に戻ってしまたということのようです。
最初の手術から間をおかずに再手術をする予定もありましたが、それまで残っていた術後の腫れが引くと 逆さまつ毛は自然に改善してくれました。
左まぶたの下がりは やや気になりましたが、挙筋前転術自体は成功していて、視野も十分に確保されているため 再手術をせずに様子をみることになりました。
以降、現在に至るまで再手術をすることなく経過していて、現在も次男のまぶたは 下垂している左目がやや下がっています。
今度の手術では余っている皮膚を若干切除することと、二重瞼を形成することになるそうです。
手術をするとしたら来年の春休みか夏休み。
今度の手術は部分麻酔で行う予定だといいます。
眼瞼下垂の通院はいったん卒業するものの、近く再入学することになりそうです。
再手術に関することは また動きがあれば書くことにいたします。
今回はとても個人的な話題で恐縮です。
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2012年08月14日
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