おーばです。
眼瞼下垂の患者さんや、そのご家族に読んでいただきたくて
ブログを書いております。
時々は お困りことなどにお答えしているときもあります。
今回は最近の相談メールへの回答を 相談者様のご了解をいただき
一部抜粋して、お送りします。
相談者様は、地域における「眼科の権威」的存在の医師に診ていただいたのですが
思っていたような説明を受けることができませんでした。
それだけではなく
「今は何も出来ない」といわれてしまい とてもがっかりしていらっしゃいました。
○○さんへ
今は何も出来ない といわれてしまうことは、
親としては一番辛いことかもしれませんね。
>どの病院で診て頂いても同じ事を言われるのでしょうか。
これについては、
幸か不幸か、行く病院ごとで説明が異なることが とっても多いです。
2ヵ月後には別の医療機関の受診も決まっているということですので
そこで また 医師の見解を聞いてみるのもいいでしょう。
それまでの間に 別の病院を受診することは、今は お勧めいたしません。
お子さんのまぶたの症状について
気になってしまうのは 親としては 当然ですよね
親としてできる限りのことはやってあげたい
何かせずにはいられない!
先の見通しが立たない中で経過を見ることに 苛立ちを感じるお母さんは、多いかもしれません。
わたしたちには 何にもできないのでしょうか?
親だからこそ できることがあります
親にしかできないことがあります。
どうかどうか お子さんに「たっぷりの笑顔」を見せてあげてください。
…お子さんの顔を見るたびにため息をついたり しかめっ面したり、しないでくださいね。
お子さんのことを真剣に思うからこその「ため息」だったり「真剣な表情」ではあるのですが
親のその思いを小さいお子さんに伝えるのって 難しいことですものね。
そして、お母さんの困った顔、怖い顔は
お子さんには うれしくないですものね。
なので『あなたのことを大切に思う』という気持ちをこめて
いつも 笑顔で お子さんに接してあげてほしいのです。
あなたのお子さんにとって
見た目を正常に近づけることも大切ですし
視力を出すことも大切ですが、
それ以上に大切なのが こころが健やかであることだと思うのです。
無論 親にだって悲しいときも辛いときもあります
そんな時は
愚痴をこぼしたり 誰かに相談しながらその辛さを溜め込まずにいること
そして お子さんには おだやかに接してあげること
そうすることで
お子さんは安心して育ってゆけるんじゃないかなあって 思っております。
これから先も いろんなことがあり いろいろ考えることもあると思いますが
その時々で またお話できたらと思います。
2011年05月10日
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