おーばです
今日はカテゴリ「病院の情報を知りたい」から
形成眼科についてのお話をしたいと思います。
形成眼科…昨日ご紹介した「形成外科」よりも更になじみの無い領域ですね。
昨日から引き続きお読みいただくとわかりやすいのですが
形成外科は、身体の機能が何らかの原因で正常でなくなってしまった場合に、それを修復、改善、回復させることを目的としています。
身体にはいろんなパーツがありますね。
そのなかで目・まぶたとその周辺の形成に特化したのが 形成眼科です。
眼科では 一般的には「物を見る感覚器」としての目・眼を扱います。
視力が正常であるか、レンズの曇りや歪みはどうか
また網膜の働きは正常か 両眼でものを見る力は正常か。
・・・といったことが診療の中心になります。
それに関連する領域として、瞼の働きの低下は 視野を妨げますし
幼児期にまぶたが開かないのは視力形成のためには非常に避けたい。
やはり、まぶたも目の一部ですから 関係は密接です。
眼科の一部として「形成眼科外来」や
「眼形成眼窩外来」という名称で特別外来を開設している病院もあります。
上記のほか、大学病院などの専門が特化した病院では、形成外科の1領域としての「形成眼科」というケースもあると思います。
現在のところ、診療科の名称に明確な線引きがないのが現状ですので、病院を選ぶ際にはみつけにくく、選びにくく、迷いやすいのです。
今日のお話が みなさんの病院選びのヒントになればさいわいです。
2010年05月08日
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