おはようございます。
眼瞼下垂にまつわるいろいろなことを、お話しています。
今日は、昨日に引き続き
眼瞼下垂に伴って起こること・その2としまして
「頭痛、肩こり」の話をします。
瞼の筋肉がうまく働かないことによって
顔面のほかの筋肉が働き始めます
このときに 自分では意識していなくても
カラダは がんばっている状態である(これは昨日も書きました)
そのために
眼瞼下垂が 頭痛、肩こり、などの原因になっている場合も
あると言われています。
特に、この病気の手術で有名になった大学病院の教授せんせいが
「眼瞼下垂の手術をすれば頭痛も肩こりも消える」と
いう持論を展開した本を一般向けに出しましたし
何度かTVにもでて話をされていますから
この認識も広まりつつあります。
ただし、
あまり「眼瞼下垂」=「頭痛、肩こり」の図式は強調しないほうがいい
というのが私の考えです。
医師から「症状はなくなりますよ!」と言われれば、期待しますが
手術をすれば、必ず 頭痛も肩こりも消えるかというと
当たり前の話ではありますが
仮に、眼瞼下垂以外に頭痛の原因があったとすれば
手術をしても 症状は残るでしょう。
眼瞼下垂の手術は、あくまでも瞼を開きやすくするものですので、
「眼瞼下垂の手術したのに 肩こりが治らないではないか」
とは おっしゃらないでいただきたいし
医療者側も あまり頭痛・肩こりのことは強調しないほうがいいように
私は思っています。
2010年04月04日
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