おはようございます。
眼瞼下垂にまつわるお話を毎日すこしずつしています。
今日は比較的多くの人が悩むことについて
典型的な例を挙げて みたいとおもいます。
(お悩み)
Aさんは30歳。
お子さんは2人いて 上の子は幼稚園の年長さんの男の子
下の子が8ヶ月の女の子。
数ヶ月前に、下の子が片眼の先天性眼瞼下垂と診断されました。
幼稚園のお迎えには下の子を連れて行きます。
Aさんが上の子の教室に行くと
年長さんたちが大勢寄ってきて
口々に
「この赤ちゃん、目が変!」
「目みえてないの?」
「こっちだけつぶれてる!」
というので びっくりして
なんと言っていいのかわからなくなりました・・・。
典型例、と書きましたが同様の経験をもつママさんは
実に多いのではないかと思います。
解決策、というか
こんなママさんにお話しているのは
1、
ママさん自身が、この病気とどう付き合っていけばいいのか
わからない状態ですと 余計つらいことだと思います。
なので、病気のことを知ること。知る努力をすることは大事です。
このサイトの記事は 役にたつと思います。
ちょっとずつ読んで、眼瞼下垂を知ってください。
2、
聞いてくる子に対して はぐらかそうとすると
「なんで?」「どうして?」と食い下がってきて
余計につらくなります。
年長さんくらいの年頃って、好奇心のかたまりなんです。
何にでも興味をもつ
疑問に思ったことはすぐに口にしてみる。
なので その好奇心に答えてあげれば、満足してくれると思います。
3、
この年代の子は、ボキャブラリーがまだ乏しいです。
それゆえの 未熟な表現にショックを受けることもあるでしょう。
でも この年代の子に
あいてを傷つけようとする意図は ほとんどありません。
相手を十分に思い遣る気持ちも また 十分ではありません
そのあたりを理解してあげると、
必要以上にショックを受けることはなくなるように思います。
4、
それでもたまに しつこく聞いてくるお子さんもいます。
対処にこまったときには 幼稚園の先生に相談してみましょう。
相手の親御さんには直接言わず、先生を介して交渉を開始するほうが
関係が円滑になるように思います。
今回は5〜6歳の子からの厳しい言葉に対する対応策を書きました。
ちなみに
今回の事例の眼瞼下垂当事者のお子さんは8ヶ月ですから
いじめられている自覚はないです。
つまり「いじめられてる」と感じるのは 「親の感じ方」であります。
イヤなことを言われてそれを気にするようになるのは
やはり 小学校に上がるころだろうとおもいます。
明日は別の事例について お話してゆきます。
2010年03月30日
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