毎日 眼瞼下垂にまつわるいろいろなことを 書いています。
今日は久しぶりに眼瞼下垂のご本人へのメッセージです。
眼瞼下垂をわずらっている方には
「自分自身を 受け入れがたい」という人が 多いです。
ある考え方によると「自己肯定感が低い」と言えるようです。
つまり自分のことを認めることが苦手 ということ。
大ヒットしている明橋大二先生の育児本のシリーズ
「子育てハッピーアドバイス」にもこの 自己肯定感 ということばが使われていますので、聞いたことがある人も 多いかもしれません。
眼瞼下垂は瞼の病気ですから
これを隠すことは 非常に難しいし、
日常生活を送るとき 気持ちの上で劣等感を 抱きやすい疾患です。
多くの「当時者」の方と、お話する機会がありますが
当然のことながら それぞれの人の
「眼瞼下垂」に対する受け入れ方というのは
非常にその幅が大きいのです。
それぞれに生きてきた歴史があります。
周りの環境が異なります。
生きた時代がかわれば 病気に対する認識は変化しますし
土地柄で変わる場合もあります。
見えてきたのは
周囲の環境が恵まれている人は
たとえ 困難な問題に直面したとしても モノゴトのプラスの部分に目が行き、前向きに考え、行動できるようになるということです。
ひるがえってかんがえますと、
前向きに考えるのが苦手な方は、これまでは周りの環境が整っていなかったと言えるのかもしれませんね。
これは しかたのないことなのだと 私はおもっています。
周りのせいにすることで 自分を正当化することはできるかもしれませんが これだけでは、気持ちがまだ後ろ向きのままです。
お勧めしたいのは
自分で、自分のことを褒めてあげること みとめてあげること。
ここまで 自分は よくやってきた。がんばってきた、
誰が言ってくれなくても これは、本当のことです。
あなたは あなたのままで これからも生きてゆけばいいのです。
自分のことを 愛せる人は 笑顔になれます。
他人のことも 愛することが出来ます。笑顔を与えることができます。
あなたも あなたから笑顔を受け取ったひとも ちょっとしあわせになります。
これは 本当の話です。
自分のことを愛せないと思ったときは
今日の、この文章を 何度でも読み返してください。
きっと ほんのすこし 元気になるはず。
ちょっとだけ 元気になって 一歩、踏み出してみませんか?