<はじめに>
どんな人にとっても、先天性眼瞼下垂との出会いは、
ある日突然にやってきます。
あるご家庭ではお子さんを出産直後に「おかしいな」と気付いたことでしょう。
また、先天性眼瞼下垂に、周囲が気付かないことも珍しくありません。
一生懸命調べたり いくつもの病院をまわってみて
そこではじめて 世の中には「がんけんかすい」という病気があることを知ります。
眼瞼下垂って 一体全体 どんな病気なんでしょう?
心配や不安の正体は「相手がわからない」ということにあります。
この病気って いったい何なのか。
なにが問題なのか
これからどうして行くのがいいのか
そういったことを これからひとつずつ 一緒に学んでゆきましょう。
これから私たちがお付き合いしてゆく相手のことがわかってくると、
それに対する自分の姿勢も決まるものです。
そしてたいせつなこと。
「先天性眼瞼下垂」とのお付き合いは長く続くものではありますが 決して孤独なものではありません。
全国には(そして世界中にも)同じ様にこの症状とのお付き合いを続けている方と、そのご家族がいます。
眼瞼下垂には特有の悩みもあって、他の病気のかたと、思いを共有するのは難しい部分が、実はあります。
同じ病名の人たちが、近くに住んでいるにしろ、遠方同士のお付き合いにしろ、みんなで情報を分け合い、交流をすることは、とてもよいことだと思っています。
このシリーズが、あなたと「先天性眼瞼下垂」のお付き合いにプラスになることを、心から願っております。
<目次>
うまれてきたわが子の目がひらきません・・・
眼瞼下垂の程度(イラストで説明)
先天性と後天性の違い
先天性眼瞼下垂の原因
眼瞼下垂って自然に治るものなのですか?
眼瞼下垂と視力の問題
先天眼瞼下垂 病院で診てもらう
眼瞼下垂の「病院めぐり」
いい病院を探すポイント
【眼瞼下垂】見た目の問題
おかあさんのせいではありません。
ママの存在は、唯一無二です。
2010年02月06日
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