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2013年12月17日

眼瞼下垂の手術は、悩みの連続だけど。

まぶたの病気 眼瞼下垂の患者と家族を支援している、おーばです。

まずはお詫びです。前回の記事を書いた後に
『時代の移り変わりで、眼瞼下垂の治療に対する考え方が変わってきている』という話を書こうと思ったのですが、どう頑張ってもちゃんとした記事に仕上がりません
それは、私自身が「眼瞼下垂」のことをほんの一部分しかわかっていないということなのです。「私見」で書くとしても、資料が少なすぎて…ということで結局断念。(でも、いつかじぶんなりに きちんとまとめてみたいと思っています。)
それじゃあ整形に対する感じ方の話を書こうかな?とも思ったのですが、
それは以前にもシリーズで書きましたし。
(けっこう力作なので、まだ読んだことのない人は読んでみてほしいです)

結局、前回のブログとは関係のない話になってしまいました。

私が眼瞼下垂の活動をするようになって13年目。
最初の頃は、「眼瞼下垂」で検索しても なかなか有力なページに出会えなかったのですが
年を重ねるごとに情報量がどんどん増えていきました。
新聞、テレビや雑誌などのマスメディアにも時々は取り上げていただき
そういう積み重ねのおかげで 眼瞼下垂という言葉が ちょっとずつ浸透してきているのかな?と思います。

「眼瞼下垂のチェック表」を、考えてみました。
まぶたが重く感じる。
ものを見る時に顎を上げてみる癖がある。
左右の目の大きさの違いが気になる。
上まぶたがくぼんでいる。
上まぶたが腫れぼったい。
目を見開くと額にシワができる。
左右の眉の高さが違う。
肩凝りや偏頭痛がある。
目をよくこする癖がある。
コンタクトレンズを長期間利用している。
アイメイクでまぶたに負担がかかっている。

これらの項目の中には真逆のことを言っているものもありますが
上記の項目のうち3つ以上当てはまれば、眼瞼下垂の可能性があります。
こういった症状は、目薬やマッサージなどで改善することはありません。
これらの症状が苦痛であれば、眼瞼下垂の手術が必要になります。

この時に注意したいのが 眼瞼下垂の症状というのは 先天性であれ、後天性であれ、まぶたを挙げる筋肉(上眼瞼挙筋)の働きが良くないために起きるものです。二重まぶたを作る手術のように皮膚を切らずにできるものではなく、から 挙筋そのものを縫い縮める挙筋の代わりになる材料を使ってまぶたを吊り上げるという かなり大がかりな手術が必要です。「切らない」ことを売りにしている眼瞼下垂手術もあるのですが、表から見えないところを勘で行うものなので確実性という観点からは難しいのではないかと思います。

縫い縮める術式も、吊り上げる術式も、まぶたを切開しますし皮下の組織や筋層を触りますので術後しばらくは腫れます。しかし確実にまぶたを開かせることができるようになる手術です
腫れは、時間の経過とともに収まってきます。
しかし、術後のまぶたが健眼になることを期待するとがっかりするかもしれません。

手術後は短期的には涙の量が減少し、ドライアイで悩む人が多いようです。
それ以外にも 先天性眼瞼下垂の手術の後は、まぶたの閉じにくさや眼瞼後退(目だけで下を見ると、手術した方の目が大きく見開かれたように見えること、びっくり目)が、避けられません。
どんな治療にもリスクはつきものですが、眼瞼下垂の手術もその後の苦労はあるということです。

それでも。そういった問題があるにしても、まぶたが思うように開かないことで感じるストレスからは解消されますから、あとは ご自身の中で良い面と悪い面を両方見比べていきます。 

そう簡単に決心はつかないものだと思います。正解はありません。
幼児期のお子さんの場合は親御さんがその判断を担うわけで、いよいよ悩みに悩むところですが、最終的な決断は自分自身で決定してゆくことになるわけです。

眼瞼下垂の会は、みなさんがしっかり悩んで、自分たちなりに納得できるように これからもしっかりサポートし続けてゆきたいと思います。
これからも、がんけんかすいのブログをよろしくお願いいたします。

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posted by 大場 美津子 at 00:17 | Comment(0) | 手術のときに気になること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月29日

日傘男子と眼瞼下垂手術

まぶたの病気 眼瞼下垂の患者と家族を支援している おーばです。
長く暑かった2013年の夏も、ようやく終わろうとしてます。
(まだ、暑い日もあるようなので油断しちゃいけませんが。)
私のように自分の身なりに気を遣わないタイプの女性にも
日中のお出かけに日傘は欠かせません。
真冬にコートを着るのと同様に、わが身を守るための必須アイテムです。

そんな私ですが、
この夏、20分ほどの道のりを15歳の長男と一緒に歩いていて
こともあろうに、わが子を熱中症に遭わせてしまいました。m(_ _)m

まだ暑さに体が慣れていない時期だったのですが 
私はいつものように日傘をさしていたのに対し、
長男は帽子もかぶらずに歩きはじめたのですが
ちょうどお昼すぎで なかなか日陰もない道を歩くことになり
私が日傘をさしかけても 
思春期男子は そういうのをていやがるんですね。

小休止を入れつつ 水分補給をこまめにしたものの、
だんだん 受け答えがハッキリしなくなって 足取りもふらつき
倒れる寸前に建物に入ることができたので 大事には至りませんでしたが
救急車を呼ぶ寸前でございました。私がついていながら めんぼくない。

ここ数年、男性も日傘をさして歩くようになってきたと
時々メディアでも取り上げられるのですが
昨日も朝日新聞で、こんな感じの記事になっていました

他にはこんなまとめ記事

「おしゃれじゃない」 とか
「男らしくない」という観点で 男性のみなさんは日傘を遠慮しているのですが。
いやいや、この夏の暑さは、おしゃれとかそんな問題ではなく
ちょっと油断すれば、健康な成人男子だって簡単に熱中症になるわけで。


で、実は本題はここから。
日傘を差さない男子の心情というのは
日傘の良さや日よけの効果をまだ分かっていないっていうのもありますが
「男性で日傘を差している人なんていない」
「軟弱なヤツだと思われたくない」
という いわゆる『他者からの視線』を気にしているからなんだなあ、と。

これ、眼瞼下垂の症状に悩みつつも
「整形手術をしたと思われたくない」ので眼瞼下垂の手術に踏み切れない という心情にも通じるものがあるなあ、ってことを感じてしまいます。

空気を読みつつ生きてゆくのが信条のニッポン人。
自分を取り巻くさまざまな同調圧力から
そう簡単には、解放されたりできないものです。
若ければ若いほど この問題で悩む人は多いと感じるし
男性の方が「世間体を気にする」傾向はありそうに思います。

男子の場合は特に
手術によって下がったまぶたを挙げることで
「男のくせに見た目にこだわっちゃって」と、言われかねません
なんというか逆差別的な感じでもあります。

それにしても その世間ってどこにあるんでしょうね?
「男のくせに見た目にこだわっちゃって」と思われたくない自分が
『世間の声』や『世間の目』を作り上げて
いるんじゃないの?
なーんてことも、思ってしまったりします。

もちろん、あくまでもそれぞれの判断です。
そして、自身がその生き方に納得出来ればそれでいい。
まあ 常識なんてものは 案外コロッと変わるものなので、
世間に縛られ過ぎて、自分が本当はどうしたいのかを見失わないでいただきたいです。

とりあえず暑い日の外出に日傘は有効です。
そして、私は日傘男子はかっこいいと思うので ぜひ普及してください!

本日もお読みいただきありがとうございます。


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posted by 大場 美津子 at 17:48 | Comment(3) | 手術のときに気になること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月22日

眼瞼下垂の手術の「成功」ってなんだろう

まぶたの病気 眼瞼下垂の患者・家族を支援する おーばです。

今回は久しぶりに「眼瞼下垂」に関する話題を書きます。

先日、ある「先天性眼瞼下垂の子をもつ母親」のかたから 
手術に踏み切っても成功する確率が低いように思えて恐いです。
と言われたことがありました。

どんな手術でも「成功」「失敗」は 一番の関心事ですね。

「成功する確率」というのは とらえ方が難しいのですが・・・
手術をした結果、まぶたが十分に上がらない(思ったよりも上がらない)
もしくは思った以上に挙がってしまうという 誤算は あるとは思います。

しかしながら
基本的に眼瞼下垂の手術は、代表的な2つの方法(挙筋前転術・腱移植術)のどちらをとっても
「全く効果がなかった」ということにはならないと思います。
そういう意味では「失敗の確率」は非常に低いといえます。

とはいえ わたしたちはどうしても健常な状態を目指したくなります。
先天性眼瞼下垂の手術は どうしても まばたきや目の開き方に多少の違和感が残るものです。
そして、他の人から見れば うまくいったね、という手術の結果も
自覚的には 他人からの見え方が気になるものです。
どうしても満足度のハードルは上がっていきます
100%の成功というのは …これは限りなく難しいのだろうと思います。


わたくしの個人的な考えですが、
一度の手術でばっちり決める ことにこだわるよりは、
成長に合わせて、何度か手術をやっていくほうが無理がないと思っています。
大人になるまでに 何度か手術をして
自分自身で「まあまあこんなもんだよ」と 納得できるようになるのが
最終的な到達点ではないのかな〜と 思っています。

これは 非当事者的、医療者的な考えと言えるかもしれません。
もちろん 医療は最善をめざすけれど、限界があります。
最後は その人それぞれの心情にゆだねられます。

結局のところ、手術の成功というのは
どこまで「納得」できるかということに かかっているように思うのです。
手術でできること、できないことをしっかりと伝えてもらうことも大切だし
患者が「こうなりたい」と思っていることを 医療者に伝えることも大切です。

お互いに理解を深めようとすることが
「納得」に近づく唯一の道だと信じています。
納得の上に 行われた治療については安心感も高くなりますし
相対的に「ここまで改善できた」という満足感にもつながると思います。

そして わたくしは、患者・家族のみなさんが「納得」できるためのお手伝いを
これからも しっかり、やっていく覚悟です。

お読みいただき、ありがとうございました。

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posted by 大場 美津子 at 09:20 | Comment(2) | 手術のときに気になること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月16日

手術の前のチェックシート〜「自分が理解しているか」どうかを知るために。

まぶたの病気、眼瞼下垂の支援活動をしているおーばです。

今回は、眼瞼下垂の治療にはなくてはならない「手術」の話です。
(もちろん、手術をしない選択 というのもあるのですが)

患者の立場でかんがえるとき、私たちは、手術をすることで「よくなりたい」「この手術で何もかも上手くいく」という期待感でいっぱいになったり、その反面「手術がうまくいかなかったらどうしよう」「本当にこの手術でいいのだろうか」と不安な気持ちになったりします。

手術の説明をしてもらうときに、よくわからないなと思うことがでてきても「先生の話を割ってたずねるのは良くない」なんて思って結局聞きそびれたりすることもあります。たいせつなことを聞き漏らしたりすることもあります。

私がめざしたいのは「患者さん自身が理解し納得して、治療を受けることが出来る」ということ

そして、同じように考えていらっしゃったのが以前にもご紹介した平松類先生です。
先生は 患者さんご自身で書きこみ活用できる、手術についてのチェックシートを作りました。

平松先生のブログ

上記リンク先には動画によるわかりやすい説明もありますし
実際のチェックシートも ダウンロードできます



このチェックシートを作る過程で、大場もすこしだけ協力させていただきました。

そして このチェックシートのすごいのは 
「眼科やまぶたの手術だけじゃない」ってところです。

あらゆる手術や おおきな治療 あるいは検査の説明を受けたときにも
活用できるという 大変優れたものになっています。

このチェックシートを使うことで、治療・手術に対する医師との共通認識ができます
治療する側 受ける側 双方にとって それは安心材料になると私は思っています。

これから手術を受けようと思っていらっしゃるかたには
ぜひぜひ 活用していただきたいです。
よろしくお願い致します。

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posted by 大場 美津子 at 04:32 | Comment(0) | 手術のときに気になること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月04日

眼瞼下垂の手術の回数

おーばです。

眼瞼下垂にまつわるいろいろなお話を書いています。
今日は「眼瞼下垂の手術の回数」についてお話します。

先天性であるか、後天性であるか
こどもであるか、おとなであるか。
眼瞼下垂の程度
手術の方式
執刀医の力量(経験)
手術後のケアの良否

思いつくままに挙げただけでも、一度の手術にも実に多くの要因が絡み合います。

手術の回数については どうでしょう?
「成長に合わせて3〜5回の手術」という医師
「手術は一度だけです」という医師
あなたはどちらの言葉に ゆさぶられますか?

説明しだいだと思うのですが
3〜5回という説明をする場合も、まぶたを開大させるメインの手術は1度だけでその後に行うのはまぶたの形を整える手術であることが多いですし
1度の手術ですと説明を受けていても
思ったほどのまぶたの開大が得られない場合には「修正手術」をする場合だってめずらしくはありません。

ただ、これから手術をする病院を選ぶときには
「1度の手術です」と説明されると、そちらに気持ちが傾きますね。
そういう病院に人気が集まっている現状も あるということです。

ほかの人とは比べにくいし 
お試しで やるわけにもいかない。
病院を選ぶのは 本当に難しいですね。


posted by 大場 美津子 at 03:44 | Comment(2) | 手術のときに気になること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月25日

【眼瞼下垂】手術とまばたき

おはようございます。

毎日少しずつ、眼瞼下垂にまつわるいろいろなことを
書いています。

「手術後に 気になること」という項目を新たに作りました。
今回は、手術と「まばたき」について 書きます。

眼瞼下垂は 手術によって症状を改善させることが出来ます。
しかし、とくに先天性眼瞼下垂の場合は
手術をすることで 瞼の動きかたが変わってくることが多いです。

先天性眼瞼下垂の手術には
眼瞼挙筋を短くする方法と 挙筋の代わりをするものを瞼に移植する方法(腱膜移植)があります。

まばたきについては
挙筋短縮法ではあまり 術前と変わりないのですが
腱膜移植術を行ったケースではまばたきの回数が減ったり、まばたきをしにくくなることが あるようです。

もっとも それだけで異常ということは ありません。
同じ手術の方式を使っても 瞼を上げる量の違いや
元の瞼のかたちの違いなどで 仕上がりはそれぞれ違いますし
手術後のまばたきの仕方も ひとそれぞれです。

ただし 普通にしていても涙が止まらなかったり
白目が充血したり 痛がったり痒がったり 目を気にする様子があれば
眼に異常を起こしている場合があります。

そういった場合は、お近くの眼科でもいいので 
早めに受診することをお勧めします。
点眼、眼軟膏の処置や 
時期的に 外出時だけでも ゴーグルをつけることで
症状は 緩和することが多いと思いますよ。




posted by 大場 美津子 at 05:31 | Comment(2) | 手術のときに気になること | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする