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2010年05月03日

「書評・ラッキーマン」

おーばです
つい先日「いつも上を向いて」の書評を書きましたが
それ以前のことが書かれている「ラッキーマン」を再読しました。
読み返し、思ったことを、また書かせていただきます。


ラッキーマン (SB文庫)

ラッキーマン (SB文庫)

  • 作者: マイケル・J・フォックス
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2005/02/19
  • メディア: 文庫




この本は、2003年に単行本が刊行されています。
彼が1990年 30歳の若さでパーキンソン病となり、
1998年にこの病気をカミングアウトするまでのことを中心に書かれた本です。

再読してあらためて思い知ったのは――、
スーパースターのマイケルがこの病気をひた隠しに隠し続けようと奮闘を続けた日々の苦しみや、飲酒におぼれてしまうに至った胸の内、家族を思えばこそ・・・だったのに、その家族との気持ちのすれ違い。それらを経て カウンセリングを受けるようになり、ついにこの病気と真正面から向き合う覚悟を決めた過程が、とても誠実に描写されていることでした。そして
「病気のおかげで大切なことに気付くことができた。だから僕はラッキーマンなんだ」と感じるマイケルには改めて賛辞を贈りたくなりました。

今(2010年)読み返してみてみると、実はこの本が私の人生のターニングポイントだったのではないかと思えるのです。

と、いうのも この本を最初に読んだ2003年、私は単なる主婦の趣味で始めたホームぺージを、次男の先天性疾患の病気のための情報サイトに生まれ変わらせる準備をしていたのでした。(この年の6月にそれは実現しました)
当時の私はまだまだ余裕はなくて、
「病気になったから得ることの出来たもの」ということばの本当の意味はわかりませんでした。

その後も最近まで、とても示唆に富んだこの本をずっと読んでいなかったことは、私の損失だったかもしれません。
でも 気がついてみればこの7年間で 
家族の繋がりの大切さを思い知り、
正しく病気を理解することの必要性を知り、
そして多くの仲間の支えがあれば、それぞれの人生をすてきに生きてゆけるとわかったことで、
「次男が先天性眼瞼下垂でうまれたおかげで今の私がある」と 胸を張っていえるようになったのです。
そして、
再読して、また元気をもらえました。だから私もラッキー・ガール

「病気になったのはラッキー」だなんて なかなか思いたくもないのが世の常ではありますが、もしもチャンスがあるならば、多くの人に読んでいただきたい一冊です。
posted by 大場 美津子 at 00:00 | Comment(0) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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