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2010年04月24日

書評『いつも上を向いて』

おーばです。
今日は本の紹介を致します。

またまた、眼瞼下垂の本じゃないので、恐縮ですが・・・。

いつも上を向いて 超楽観主義者の冒険

いつも上を向いて 超楽観主義者の冒険

  • 作者: マイケル・J・フォックス
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2010/04/23
  • メディア: 単行本




実は彼の前作「ラッキーマン」も7年前の発売と同時に購入していて・・・
もともと 私は彼の大ファンです。
過去の出演映画はたぶんほとんど見ているし、
それにわたしはかつて、神経難病の専門病院につとめていたので、パーキンソン病である彼には、特別の想いをもっていました。

彼は、30代以降の方には説明の必要もない ハリウッド映画のスターのひとりです。(若い人は ぜひ ググってみてください。)
彼は、
病気の当事者であり、財団の代表であり
医療改革を担うリーダーであり、
そして、ごくあたりまえの人の親です。

彼は有名人であるがゆえに、この全部の役割をひとりでこなすことになりその結果、(病気の進行もあって)
役者の仕事から 身を引くことになりました。
でも その後の毎日も 彼は持ち前の「楽観主義」で
喜びと感謝にかえていくのです。


良くあるタレント本ではありません。
単なる闘病記でもありません。
たとえて言うならば 
社会起業家の本を読む感覚に近いものがありました。

決して読みやすい本でもありません。
特に、パーキンソン病特有の身体の動きに関する記述は、それを見聞きした者でないとなかなかイメージが湧かないものですから、
読んでいると、いろんな意味でつらくなります。
宗教的背景など 日本人にはなじめないところも、あります。


ただ、それでもわたしがこの本をこのブログに載せたいと思ったのは
彼がいくつもの苦難を乗り越えて、その運命を受け入れて、
でも悲壮感を感じさせずに毎日を生きる姿が 全編を通して綴られており、それが とっても 読む人を元気づける作品だからです。

そうそう 
私も相当の「楽観主義者」だったってことも
この本を読んで 発見しました。


以前とは違う意味で 彼に特別の想いを持つことが出来ました。

いろんな障碍をもつ人、それを支える人にも
ぜひお読みいただきたい一冊です。



posted by 大場 美津子 at 06:00 | Comment(1) | 本の紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
過去の日記をさがしてみると彼に関する記述が出てきました。我ながら、あまり進歩してない(笑)

(1999/09/29)
マイケル・J・フォックスをテレビで、久しぶりにみた。

彼は、昨年自らの病気を神経難病であるパーキンソン病であると公表している。今回 彼は自国アメリカの議会で、発言をしていた。 職場の休憩中 数人で 話をしながら そのニュースを見ていたので、発言の内容までは、聞き取れなかった。しかし、画面を見る限りマイケルは、すこし年をとり、病気の影響で、身体をくねらせて、それを、自分で必死に押さえ付けていたように見受けられた。 それを ひとは あわれ と 感じるかも知れない。でもわたしは、すごい勇気ある行動と思った。

バック・トゥ・ザ・フューチャーで一躍世界的なスターになり、その後も スターであり続けたヒトが難病になることは、やはり残念ではあるけれど、勇気があるなとおもいました。 

今日はなんでこの話題なのかといいますと マイケルさんの大ファンであったこと、それから、以前勤めていたのが 神経難病の病院だったのでマイケルさんの大変さというのをリアルに感じてしまったからなんです。





(2003/02/16)
2年半程前 わたしは ある文章を 書いていた。

マイケル・J・フォックスが パーキンソン病と戦っていることを知ったからだった。
彼の事はその後も気になっていたものの あまり知る手立てもなかったのだが 
今年のはじめにテレビがつたえた一冊の本にわたしの心は釘付けになった。

「ラッキーマン」

かれの著書だった。すぐに書店に走って 仕事と子育ての合間に 読んだ。

神様は 彼に過酷な試練を与えたのだけれど 彼は今それを克服すべく戦っている。
彼が病気を受け入れるまでには 随分長い時間がかかったし 
それは彼がハリウッドでも有数の人気者であったが故の迷いだった。

彼が病気と前向きに向き合うようになった時 彼の人生観もまた 大きく転換した。

わたしが読んでいて印象に残ったのは 彼の家族もまたすばらしい人たちであり かれがそのことに深く感謝しているということだった。病気に限らず 人生の窮地に立った時 自分一人の小ささに愕然とするものであり そして まわりの人々の大きさ 暖かさに救われるものだと実感させられるものであった。

この病気の治療法はまだ確立されたわけではないのだが 根本的な治療法を見つけるための研究費用もまた莫大にかかる。マイケルはそのための予算計上を陳情する証言をしていたのだが、わたしが2年半前に見たのは それをニュースにとりあげられたものだった。

彼はこれまでの半生を包み隠すことなくさらけ出した。アメリカだけでなく日本でも 反響は大きいらしく バックトゥザフューチャー3が週末のテレビ映画として放送されたり本の紹介なども頻繁にされている。

わたしがあえて言うまでもなく マイケル・J・フォックスといえば 日本でも人気は絶大であり、ひさしぶりに伝わる彼の消息にマスコミも注目していると言うところなんだろう。

神経内科をかじったナースとしては、この病気が正しく認知されるきっかけにもなる一冊であると確信している。彼の一ファンとしては 彼の人柄を良く知ることができ、ますます彼がすきになった。今後の彼の活躍を願って止まない。

最後の奥付けのページを見てまた嬉しくなった。この本をわたしが読み終えたのは2003年の1月17日で、わたしの誕生日だった。
この日は日本語版の初販の発行日で「1月17日」がまさにそこに印刷されていたからだった。マイケルから 誕生プレゼントをもらった気になった。マイケルに英語でファンレターを書きたい衝動にかられたのだが・・・この野望が実現する見込みはかなり 薄い。 

Posted by おーば at 2010年04月24日 19:27
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