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2010年02月13日

[492]眼瞼後退

投稿者:しのぶ 投稿日:2003/11/26(Wed) 18:09
2歳の男児、左目下垂(軽度)で観察中ですが
仰向けに寝た姿勢で下方を見上げる形になると
普段は下垂している瞼が正常の瞼よりも開く
そういう症状の方いらっしゃいませんか

[492] Re: ちょっとお聞きしたいのですが 投稿者:OMA 投稿日:2003/11/27(Thu) 01:52
しのぶさん、その他の皆様へ
こんにちは、OMAです。
「下を見た時に、下垂眼の方が広く開いている」
先天下垂(片眼)の特徴です。他の原因(老人性、コンタクト性
からMarcus Gunn現象(書き込み2003.10.17 No337)まで)ではみられないものです。
 上から下まで眼球を動かした時、眼瞼も、その動きに連動して、挙がったり(縮んだり)、下がったり(伸びたり)しますよね?
 正面視で右が左よりも下垂していたならば、老人性、コンタクト性では上を見ても下を見ても高さが「右<左」というのは変わりません。ところが、先天下垂は、下方視時に高さが「右>左」と大きさが逆転します。この現象は「眼瞼後退(lid lag)」と呼ばれ、私は、診察時、先天下垂(片眼)の診断根拠としています。
 では、何故先天下垂にこの現象が生じるのでしょうか?
下垂眼の眼瞼挙筋は、単純に麻痺しているのではなく、過去の研究では、筋が線維化していることが報告されています。分かりやすく言えば、筋肉がしなやかでなく「スジばっている」のです。
以下は私の意見ですが、「スジ」って硬いですよね。下方視の時には健常眼に比べて、しなやかでない下垂眼瞼の眼瞼挙筋が伸びきらず、この逆転がおこるのだと思います。また、この現象がもともと強い方は、手術後の眼瞼後退が強くでるようです。以上。
posted by 大場 美津子 at 06:03 | Comment(0) | 眼瞼下垂ってなんだろう | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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